消化器ケアフードの選び方は?胃腸が弱い子向けのウェットフード3種を比較&レビュー

ご飯の工夫
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皆さまこんにちは!ちゃいろいわんこです🐶

今回はお腹が弱い子や下痢や嘔吐に悩んでいる子必見の「犬の消化器ケアフード」について取り上げます。

前回の記事でわんちゃんの食欲不振についてまとめましたが、
ご飯とわんちゃんの消化できる力が合っていない時に食欲不振や体重減少につながる場合があります。

そんなわんちゃんの胃腸の体調不良は意外とご飯次第で変えることができるんです。

うちの子も長い間、謎の胃腸炎に悩んでいましたがご飯で改善!

そこでこの記事ではおすすめのご飯の選び方と
消化器ケアフード3種類を実際に比較し使って感じた違いをまとめたいと思います!

消化器ケアフードとは?

消化器ケアフードとは、下痢や嘔吐など消化器の不良があるわんちゃんのためのご飯のことです。

消化しやすいたんぱく質が使用された低脂肪なものが多く、
ウェットタイプや小粒など体調が悪い時でも食べやすい形状のフードが多いです。

消化にかかるエネルギーを最小限にして、
腸の回復を助けるという特徴があります

消化器ケアフードが適しているわんちゃんのタイプは?

消化器ケアフードが向いている子には以下のような特徴が挙げられます。

  • 軟便やお腹を壊しやすい子
  • 空腹時の嘔吐や食後すぐの嘔吐があるなど、吐きやすい子
  • シニアの子(7歳以上)
  • 手作り食が合わない子
  • 病気や薬の影響で胃腸に負担がかかっている子

胃腸の調子が悪いとぐったりしてしまうという子も。

消化器ケアフードの選び方は?

色んなメーカーから消化器ケアのご飯が販売されており、
どのように選んだら良いかわからないという人も多いと思います。

そこで今回は消化器ケアのご飯選びの際に注目したい成分表のポイントをまとめました!
ご飯を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

うちの子にはどんなタイプが合うかな?

ご飯の形状

大きく分けて粒状のカリカリタイプと、ウェットフードがあります。

わんちゃんの好みにもよりますが、
ご飯の丸呑みで吐き戻してしまう子などは小粒のフード、
噛むのが苦手になってきたシニアの子などはウェットフード
がおすすめです。

水分不足が気になる時もウェットフードがGood◎

粗脂肪

胃腸が弱い子は脂肪で下痢・嘔吐が起こりやすいため、
通常のご飯より脂肪が低いものがおすすめ。

「低脂肪」「ライト」「消化器サポート」などの表記があるご飯だと安心だね

目安としてドライの場合は6〜10%程度、
ウェットの場合は1.5〜3%程度が低脂肪と言えます。

※「粗脂肪」と「脂質」は厳密には違うものを指しますが、
成分表では「脂質」という表記がされていることが多いです。

タンパク質源

原材料名の最初に書いてある食材が主なタンパク質です。

消化しやすいのはチキンやターキー、ラム(脂肪低めの場合)などが挙げられます。

アレルギーの胃腸の不良がある時は単一タンパク質のフードが選びやすいです

消化に良い炭水化物

消化がしやすい炭水化物には米、サツマイモなどがあります。

反対に、トウモロコシや小麦はアレルギーや消化に合わない子がいるため避けた方が良い場合もあります。

繊維質

食物繊維には腸の働きを整えるはたらきがあります。

ドッグフードではビートパルプ・イヌリンなどの名前で使われていることが多いです。

ビートパルプはてんさいの砂糖を抽出した後のものなんだって

上記に挙げた成分の他にも、添加物については少ない方が胃腸に優しいため
必要に応じて確認してみてください。

消化器ケア3種の比較&レビュー

今回はうちの子が15歳当時に試食したウェットタイプのものを紹介します。
※2022年の比較のため現在と変わっているところもあると思います。
※わんちゃんによって合うフードは個人差があります。参考程度にご覧ください。

当時うちの子は軟便と月1での吐き戻し、食いつきの悪さに悩んでいました
そちらが改善したかどうかをレビューしたいと思います!

消化器ケアフードは療養食のため獣医師の指導のもと摂取してくださいね

ロイヤルカナン 消化器サポート(低脂肪)
こちらは開封後の写真を撮るのを忘れてしまったためパッケージの写真です:引用元公式サイト

ドッグフードと言えばよく聞くロイヤルカナン。
低脂肪かつ食物繊維のバランスが調整されています。

原材料名

豚肉、米粉、コーン、鶏肉、コーンフラワー、セルロース、ビートパルプ、調味料(アミノ酸類)、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、マリーゴールド(ルテイン源)、アミノ酸類(メチオニン、グリシン、タウリン)、増粘安定剤(増粘多糖類)、ゼオライト、ミネラル類 、ビタミン類

ロイヤルカナン 「消化器サポート 低脂肪 ウェット 缶」公式サイトより引用(2025.12月時点)
うちの子レビュー

やわらかさ ★★★☆☆ やわらかい
食いつき ★★☆☆☆ あまり改善せず
うんちの状態 ★★★★☆ 概ね安定

見た目はとても美味しそうだったのですが人間的にはやや肉の臭みが気になりました。
お肉感が強い方が好き、という子には合っているのかもしれません。
またうちの子は吐き戻すことがありました。

ヒルズ 消化ケア i/d ローファット チキン&野菜
パッケージ写真引用元公式サイト

低脂肪かつオメガ-3脂肪酸が含まれています。
ローファットの他にも同じシリーズに消化ケアの「i/d」と「i/dコンフォート」があります。

原材料名

ポーク、米、チキン、コーンスターチ、スクロース、グルコース、卵白、チキンエキス、ニンジン、植物性油脂、ピーカンナッツ殻パウダー、亜麻仁、ショウガ、ビートパルプ、柑橘類、クランベリー、小麦、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、銅、鉄、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、増粘多糖類(アルギン酸カリウム、グァーガム)、ビタミン類(B1、B2 、B6 、B12、 C 、D3 、E、 K、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、リジン)、カルニチン

ヒルズ「〈犬用〉i/d アイディー ローファット チキン&野菜入りシチュー 缶詰」公式サイトより引用(2025.12月時点)
うちの子レビュー

やわらかさ ★★★★★ ご飯自体の水分が多い
食いつき ★★★★☆ よく食べた
うんちの状態 ★★★★★ 軟便が治った

食べるまでは軟便が悩みでしたが、うんちの状態が一番安定しました。
シチューということで野菜が目に見える形で入っているため、
わんちゃんによっては好みが分かれるかもしれません。

CIW スペシフィック消化器アシスト

「北欧生まれの自然派ヘルスフード」で消化性の高いご飯。
酸化防止剤や合成着色料が使われていません。

原材料名

豚肉、トウモロコシ、米、ミネラル類(Ca、P、Mg、Na、K、CI、Cu、Fe、Se、Zn)、ビタミン類(VD3、VE、VK、VC、VB1、VB2、パントテン酸、VB6、VB12、ナイアシン、葉酸、ビオチン、コリン)、粉卵、デキストロース、サイリウム種皮、魚油、ヒマワリ油、酵母、ユッカ粉末  酸化防止剤、合成着色料、合成フレーバーは含みません。

スペシフィック「犬用 消化器アシスト CIW」公式サイトより引用(2025.12月時点)
うちの子レビュー

やわらかさ ★★☆☆☆ やややわらかい
食いつき ★★★☆☆ 通常通り食べた
うんちの状態 ★☆☆☆☆ 下痢してしまった

本来下痢や嘔吐の消化器疾患に対応しているはずが、うちの子は下痢してしまいました。
もしかしたらトウモロコシが合わなかったのかも。(アレルギーのある子は注意)

3つの消化器ケアフードの成分を比較

次はそれぞれの公式サイトとパッケージを元に、
主な成分(保証分析値)を比較したいと思います。

ロイヤルカナン 「消化器サポート 低脂肪 ウェット 缶」ヒルズ「〈犬用〉i/d アイディー ローファット チキン&野菜入りシチュー 缶詰」スペシフィック「犬用 消化器アシスト CIW」
たんぱく質6.0 %以上3.5%以上5.5%以上
脂質0.7 %以上1.0%以上3.0%以下(粗脂肪)2.0%以上
粗繊維2.4 %以下1.5%以下1.4%以下
灰分2.1 %以下2.5%以下4.6%以下
水分77.0 %以下82.0% 以下72.7%以下
カロリー97 kcal/100g79 kcal/100g124kcal/100g
2025.12月時点の比較

パッケージの時期によって多少の誤差があるようですが、このようになりました。

灰分(かいぶん)はカルシウム、鉄、ナトリウム、リン、カリウムなどのミネラルの割合のことです

その他に含まれる成分についてはそれぞれのフードの公式サイトでご確認ください。

ヒルズとスペシフィックについてはオメガ‐3脂肪酸についての記載もありました!

うちの子が選んだのは…

最終的に選んだご飯は「ヒルズ 消化ケア i/d ローファット チキン&野菜」でした

この消化器ケアご飯は15歳6ヶ月頃から食べ始めたのですが、18歳になる今も食べています。

水分不足が気になるためウェットフードにさらにお水を少し加え、
食べやすいようお肉の塊を潰してから与えています。

そのままだとゴロっと食感、混ぜるとドロドロに。

今のご飯から切り替える方法は?

わんちゃんのご飯は急に切り替えると下痢や嘔吐、
また食欲不振などを引き起こしてしまう可能性があります。

そのため、7日〜10日ほどかけてゆっくり移行していくのが理想的
特に胃腸の弱い子は最初はトッピング程度から始めるのがおすすめです。

うんちの状態や嘔吐の有無など体調の変化に気をつけながら移行していきます

1〜2日ごとに、10%〜25%ずつ新しいご飯の割合を増やしていくと、
胃への負担を少なくしてご飯を切り替えることができます。

まとめ

今回は消化器ケアフードの選び方、そしてフード3種の成分比較と食べ比べを行いました。
同じウェットフードでも柔らかさや具の有無などフードそれぞれに特徴があることがわかりました。

消化器ケアフードはわんちゃんのお腹に優しいですが、
その子によって必要な栄養や合う成分、合わない成分が異なります。

今回の記事が消化器ケアフードへの切り替えを考えている方の参考になったら嬉しいです。

わんちゃんそれぞれに合うご飯が見つかりますように!

それではまた次の更新でお会いしましょう♪

🐶ちゃいろいわんこのプロフィール
ちゃいろいわんこ

大学卒業後はIT企業で勤務。自身の犬の介護を経験し、動物看護師・老犬介護士・トリマーの民間資格を取得。先代の子を17歳9ヶ月で看取り、現在は18歳の子と共に暮らしています。Instagramも更新中。

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